おやじの遺産
このページは私の今は亡き父が私共に、そしてお客様に残してくれた植物をご紹介いたします。
父は生前、今で言うガーデニングが好きで、京都の山奥まで杉の苗木、桜の苗木等を買いに行って
それを田舎の屋敷に植えたり、親戚の屋敷に植えたりと非常に植物を愛し育てていたものでした。
また四季折々に咲く花を育て、その花が咲く頃になると龍宮温泉の店内に鉢植えを持ってきては
お客様の目を楽しませていたものでした。当時はお客様も四季折々の花を楽しみに来店されたもでした。
父の亡き後は私がその植物達と過ごす羽目になりました。植物達はあまり私には懐かず・・・・・・・、
生前父が私によく草花の手入れの仕方を言っていたものですが、今となってはその言葉を思い出しつつ
(当時は私にとっては馬の耳に念仏)草花と付き合っているのですが、ついつい水やりを忘れて草花達が
瀕死の状態になったり、等々きっと草花達は私のことをきっと嫌っているのではないかと思う昨今です。
そうやあのとき父が言っていた、『たまには株分けをしんとあかん』、『根もたまにはカットしてやらんと等々』
思い出しつつ、株分けをしてやると、根をカットしてやると・・・・・翌年は花が咲かない。どうなってんにゃ!
ほっといた方が毎年花が咲くのに!
でも今年は株分けした菖蒲の花につぼみが出来、またアマリリスも葉が生き生きと成長している。
今年は花が咲くぞ!
平成10年4月23日(木曜日)記載
画像は花が咲いたら掲載する予定です。
平成10年5月21日(木曜日)記載 花が咲いた
最初に咲いた花は菖蒲です4月26日
しまった!この花の名前は本間に菖蒲かな? あやめ?カキツバタ?図鑑で見るとどれもに似ている
一昨年植え替えたときに、父の付けた名札を無くしてしまっている。まあいいか、お店のお客さんには
菖蒲と言っておこう!(我が家では菖蒲と命名)
一昨年株分けをして三株と成りましたが、今回咲いたのはその内一株だけでした。
でも非常に花の紫色が綺麗で、日本の着物や帯なんかはこの花の風合い、質感が原点で
デザインされているのではないかと、一人想いに耽けました。
平成10年5月21日(木曜日)記載
次に咲いたのはアマリリス5月12日
一昨年三株に株分けし、その三株共花が咲きました。
何と生命力があるのか!葉が三枚しかないところからぐんぐん花の茎が伸びてきて、今年は茎が細く
花も小さいなあ!と思っていたら、日を増す毎に茎は太く、長くなり立派な花が咲きました。
通常茎一本に対し花が四輪咲くのですが、今回は二つの物や色々でした。
でも花が四輪咲いた物は自分の重みでお辞儀をしてしまった物がありました。栄養不足かな?